箱の印刷屋さん、化粧箱印刷のデザインから加工、納品までの流れをご紹介します。

埼玉県越谷レイクタウンでパッケージ化粧箱一筋50年。

弊社は越谷市のレイクタウンにあり近くにショッピングモールがあるため、おおよその所在地が伝わりやすいというのがありますが、年間5000万人の来場者があるということで、たまに土曜日に仕事が間に合わなくなって、ちょっと仕事を片付けに会社に来ようとするとレイクタウン大渋滞に巻き込まれます。
そんな埼玉県越谷市で箱の印刷屋さんとして長く続けています。

化粧箱とは?

化粧箱商品パッケージが誕生するまでをご紹介の前にまず、「化粧箱ってどういうもの?」をご説明します。

化粧箱とは、衝撃による破損、輸送時の摩擦による傷、汚れから商品を保護する役割があります。
印刷や金箔やエンボスなどの加工で商品としての見栄えを良くし価値を高め、ブランドイメージ向上や購買意欲の刺激という目的でも使われます。

化粧箱を使う特徴と役割
●保護機能:商品の破損を守り、輸送中や陳列時の衝撃による破損を防ぎます。
●価値の向上:印刷や箔押加工などのデザインで商品をより魅力的に見せます。
●情報の伝達:商品の説明を印刷して、消費者に正しい情報を伝えます。

●付加価値の向上:大切な贈り物としての価値や満足度を高め、商品の品格を高めます。

大切に丁寧に化粧箱を製造しています。

一般的に化粧箱は商品を包むもので、箱から商品を出したら箱は廃棄するものです。
しかし、弊社には上記の「化粧箱を使う特徴と役割」に則り、大切な商品を「守るもの」「正しい情報を伝えるもの」「商品の価値を高めるもの」として化粧箱を商品として大切に丁寧に製造しています。

商品パッケージ製造のご依頼をいただきましたら、お打ち合わせをし、しっかり方向性を確認させていただきます。
方向性が決まったら、作業としてまず、パッケージを作る中身の商品をお借りします。


お借りした商品に対して、商品形態、商品重量、法令遵守、ターゲット、印刷部数を踏まえて、どの包装が適切か?を選別します。

●商品形態/例)精密機械なら衝撃防止に仕切りを作る。
●商品重量/例)丈夫なG段素材にする。底組が丈夫な地獄組にする。

●法令遵守/例)表示義務スペースを確保するためPOP付きにする。

●ターゲット/例)キャラ物なら商品を見せるためブリスター。商品を見せるため窓穴にする。

●印刷部数/例)セット時の時間短縮のためワンタッチ箱。箱の省スペースのためN式箱にする。

上記を考え、商品の重量と納品形態、輸送方法等により、用紙の種類、紙厚が決まり、商品を包むパッケージの最適を導き設計します。

箱の設計、サンプルカッターでカット

商品に合わせ設計したサンプルを実際に印刷する紙でカットします。

実際に商品をパッケージにセットすることで、箱にキツイ部分はないか?ブガブカに日程る部分はないか?負担がかかっている部分はないか?などのサイズ感のチェックし、陳列時と同じ状況でフックに吊るして耐久性、輸送のテストをして破損は問題ないか?をテストできます。

ダミーサンプルにより量産の前に確認できるため、後にででくるも問題点を予防でき作り直しという最もコストの無駄を隠すことができます。

選んでもらえるパッケージデザイン

設計したCADデータに合わせバッケージデザインをします。
年間100件を超えるパッケージデザインを手がけるパッケージに精通したデザイナーが貴社のパッケージを彩ります。
一番最初のデザインご確認は2〜3週間のお時間を頂いております。
商品を包むパッケージは商品の顔になり、商品の広告スペースとなります。お客様に手に取ってもらうためにメッセージ明確にしたデザインを作ります。
ここはじっくりお時間をかけて、作り上げていきます。

データ入稿もお待ちしています

お渡ししたCADデータにデザインを載せて入稿いただく、データ入稿でもお待ちしています。

印刷版の出力

トラップ処理をし印刷に適したデータに手直しし、印刷に使用する版を出力します。

印刷版出力機のCTPは大日本スクリーン Plate Rite 8600 N-S64ch。光源を搭載した最新のCTPで、1時間あたり23版の高速出力。サーマルプレートプロセッサーの廃液は従来の約1/8となり、処理コストやランニングコストの削減や「廃棄物削減・省資源化」にも貢献しています。

質と量を両立するUV化粧箱印刷

印刷機は小森コーポレーション社製
菊全判5色刷オフセットハイブリッド印刷機リスロンGL540(コーター付) ……1台
小森菊全判6色刷オフセットハイブリッド印刷機GL640 …… 1台

最高速度16500回転で4/6 55Kの上質紙〜0.8ミリのG段まで印刷できます。
カタログ、取説〜ダンボールのパッケージまで綺麗に刷れるパッケージ印刷機です。

5色+ニスのハイブリッドUV印刷機は、検査カメラ+ダブルデリバリーで細かなピンホールや色ムラを検査して不良の混入を防ぐ事のできる印刷機です。
ニスを2回使い、擬似エンボス加工も可能です。

箱の形状にする抜き加工

飯島製作所社製
自動平盤打抜機 MJ-1040
自動平盤打抜機と言ってもピンと来ないと思いますが、印刷終了後に抜き型を使い打ち抜く作業をする機械です。

本来は厚紙専用の打抜機でした。ただ色々な印刷物を試しているうちに薄紙(上質紙ですと4/6 55K コート紙 4/6 73K)も抜けるようになりました。厚い用紙ですとG段ボールやE段片段、コートボール400g2枚合紙(約1ミリ)くらいのもの迄、抜いてしまいます。昨今は品質の厳しさから異種混入、見当ズレなどのクレームを減らすように検査カメラも増設しました。

最先端の打抜機で最高速毎時8500枚の高能率でコストダウンに一役買っている打抜機です。

CADで設計した抜き型で紙を箱形に抜きます。
短納期のため3台の抜きの機械でフル稼働操業してます。

箱を立体にする貼り加工

箱の形状になるよう自動で糊を貼る機械です

HSG-PB-1000型デラックスグルアーサックサイド底貼機。
HSG-M-350型ミニグルアーサック貼専門機 。
SPT-PB-800型サイド貼、底貼、両サイド貼機。の
3台を使用して様々な形状のパッケージに対応しています。
サックマシーンで糊貼りをして

完成です。

化粧箱パッケージの印刷の場合、製造はまだまだ個人事業の多い町工場業種です。
分業で1つの工程を事業として、次の会社、また次の会社での加工を経て化粧箱パッケージができ上がっています。
まだ分業の多い業界のその中で弊社はパッケージデザインからパッケージ印刷まで自社一貫ですので工程納期の退縮ももちろん、コストも最大限圧縮できます。

海外での印刷は人件費から違うため、海外とはコスト勝負できませんが、日本国内なら同じ設備を整えている各県、両方の手で数えられるくらいの会社さんと同じ下位のコストでパッケージ印刷できます。
弊社レベルより設備が整っている会社は大手になってしまうため、乗せる比率が高くなり、コストは高くなるはずです。

品質と価格を丁度よく兼ね備えた弊社のような商品パッケージ専門印刷会社にお見積もりを投げていただくのが、トータルでいうと早道になると思われます。
新規パッケージ印刷の際には、ぜひお声がけください。

 

埼玉県越谷市レイクタウンのパッケージ専門印刷会社
化粧箱パッケージ、POPのデザイン・製作のご依頼なら

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お客様の売上げアップに印刷物で貢献したい
株式会社 藤田
〒343-0826  埼玉県越谷市東町5-115-2
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